(ヴィクトリアマイル検討・その1)単勝オッズを踏まえると

いつもお世話になっております。今回は、ヴィクトリアマイルの検討の1回目です。

        
※ 買いたい馬
      
 日曜日に行われるヴィクトリアマイル。
 府中芝1600Мが舞台の4歳以上の牝馬のG1レースです。
        
 このレースでは、アスコリピチェーノ、ボンドガール、ステレンボッシュ、アルジーヌ、クイーンズウォークが人気を集めています。
        
 このレースで買いたい馬は、ボンドガールです。
        
 ボンドガールは、前走が阪神牝馬Sで1番人気に支持されながら5着。
 にもかかわらず、今回のヴィクトリアマイルでは、アスコリピチェーノに続く2番人気に支持されています。

 実績的にいえば、明らかにステレンボッシュが上だと思います。まあ、秋華賞ではボンドガールがステレンボッシュに先着していますが。
 また、マイル戦での実績を考えた場合、私にはアスコリピチェーノの方がボンドガールよりもかなり上に思います。
 それなのに、レース当日の14時時点では、単勝オッズはアスコリピチェーノが300円くらいで、ボンドガールが600円くらい。

 海外帰りのアスコリピチェーノは馬体重とパドックの様子を見てから・・・ということで、レース直前にもっと人気になる可能性があると思いますが、ボンドガールが単勝600円くらいというのは思ったよりも人気になっているなというのが私の感想です。

 ボンドガールは、1-5-1-2と安定感がある反面、ここまで1回しか勝っていない馬。複勝や馬連、あるいは3連系の馬券で人気を集めても、単勝を買いたいような馬ではないように思えるのに、この単勝オッズ。

 過剰人気と考えるべきか、何らかの理由でボンドガールを高く評価している方が多いと考えるべきか・・・。
 私の見解は、後者であります。

 天皇賞(春)のショウナンラプンタが前哨戦の阪神大賞典で1番人気に支持されながら4着に敗れた後、本番では3着に頑張ったときと同じように、ボンドガールが前哨戦の阪神牝馬Sで1番人気に支持されて5着に敗れたが、本番のヴィクトリアマイルで好走する・・・ということがあっても不思議はないと考える方が多いと解釈すべきと思うという意味です。

 ショウナンラプンタもボンドガールも、鞍上は武豊騎手ですからね。

 前走の阪神牝馬Sで5着に敗れたとはいえ、ラスト上り3ハロンは出走馬中第2位の32秒9で。本番前に足を測ったと考えることが可能だと思いますし、何といっても武豊騎手がボンドガールに継続して騎乗している点はプラス材料だと考えます。

 府中芝1600Мの適性に関しては、NHKマイルCの大敗が引っ掛かるところですが、2走前の東京新聞杯で牡馬相手に2着と好走しています。
 また、新馬戦が府中芝1600Мが舞台の新馬戦であのチェルヴィニアに勝っており、2歳時のサウジアラビアRCで牡馬相手に2着と好走しているので、気にしすぎることはないと判断します。

 まあ、アスコリピチェーノの入ったワクが8ワクではなければ、また、前走が国内のレースでそこで好走していれば、アスコリピチェーノの方を軸馬とすべきと考えますが、海外帰りですからね。単勝オッズが300円くらいであることも何となく引っ掛かります。

 そのことも勘案し、軸馬はボンドガールとします。


※ 相手

 相手として、あえて、アスコリピチェーノ、ステレンボッシュ、アドマイヤマツリの取捨をパドックを見て判断することとし、現時点では、他の馬の中から広目にピックアップすることとします。

 まずは、クイーンズウォーク
 この馬は、左回りのレースで、3-0ー0-1。
 右回りのレースの1-0-0-3という成績と比べると、左回りの方の成績が良い馬です。

 中京芝2000Мが得意のため左回りの成績が良くなっているのではないかという気がしなくもないのですが、この馬の母系からして、前走から距離が短縮されても十分対応できそうな気がします。この馬の半兄は、あのグレナディアガーズ。阪神芝1400Мが得意だった馬です。

 クイーンズウォーク自身、3歳時に府中芝1600Мが舞台のクイーンCを勝った実績があります。
 そのため、先週のマジックサンズのように、距離短縮でも十分対応できるだけの血統背景があると考えて、この馬を相手の1番手とします。


 次が、ヴィクトリアマイルでの好走例が多い前走が阪神牝馬Sで、そこで少しだけ負けた馬。
 ということで、アルジーヌ、ビヨンドザヴァレー、ソーダズリングの3頭を相手に加えます。

 さらに、ヴィクトリアマイルでは、ここ5年のレース中4回において、先行した馬が3着以内に頑張っています。
 そこで、前に行けそうな馬を内側のワクから選ぶことにして、クリスマスパレード、サフィラ、そして、ラヴェルもピックアップします。

 最後に、中山牝馬Sで、1番人気だった馬か中山牝馬Sで1着と好走した馬の好走例がいくつかあるので、該当馬であるクリスマスパレードとシランケドの2頭。

 以上のクイーンズウォーク、アルジーヌ、ビヨンドザヴァレー、ソーダズリング、クリスマスパレード、サフィラ、ラヴェル、シランケドをボンドガールの相手とした馬連を書くことにしましょう。

      
      
※ とりあえずの結論      
     
  軸馬は、ボンドガール。
  相手は、クイーンズウォーク、アルジーヌ、そして、ビヨンドザヴァレー、ソーダズリング、クリスマスパレード、サフィラ、ラヴェル、シランケド。
  馬券は、
 馬連で、
        10ー16・ 500円、
         3-10・ 300円、
        10ー13・ 200円、
        10-15・ 200円、
         1-10・ 200円、
         4-10・ 200円、
         5-10・ 200円、
        10-12・ 200円、 
         合計8点・2000円
とします。

  なお、アスコリピチェーノ、ステレンボッシュ、アドマイヤマツリをボンドガールの相手にするかどうかについては、パドックと馬体重を確認した上で判断することにして、買い足す場合は、検討の2回目を記すことにします。
         


      
      
          
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