(NHKマイルC検討)いつもと違う切り口で
いつもお世話になっております。今回は、NHKマイルCの検討です。パドックの様子を見る前ですが、いつもと違う切り口で検討し、馬券を組み立てることにします。
※ 買いたい馬
日曜日に行われるNHKマイルC。
府中芝1600Мが舞台の3歳馬のG1レースです。
このレースでは、アドマイヤズーム、イミグラントソング、マジックサンズ、ランスオブカオス、マピュースが人気を集めています。
私がこのレースで買いたい馬は、アドマイヤズーム、マジックサンズ、マピュースの3頭です。
アドマイヤズームは、昨年の朝日杯FSの1着馬。
朝日杯FSの勝時計が1分34秒1で、阪神JFの勝ち時計の1分33秒4よりも遅かったことから、ホープフルSに出走した馬はもちろん、牝馬のトップクラスの馬に比べると・・・と思っていたのですが、朝日杯FSで2馬身半差をつけて破ったミュージアムマイルが皐月賞を勝ったことで、この馬を見直しました。
まあ、ミュージアムマイルに勝った馬と言い出すと、弥生賞でミュージアムマイルに先着した馬はどうなんだということにはなりかねないのですが、弥生賞と皐月賞の道中の流れや馬場状態などなどの違い・・・といろいろありますからね。
前走でニュージーランドTを使い、勝たなかったことも、ジンクスからして悪くはないと思います。
何しろ、ダノンスコーピオンとオオバンブルマイの2頭を除けば、前走で1着の馬がここ10年のNHKマイルCで3着以内に好走していません。
また、ダノンスコーピオンとオオバンブルマイの前走は、いずれも当時のアーリントンC。
つまり、不思議なくらい、ニュージーランドT1着馬は、次のNHKマイルCで好走できていないというジンクスがあるわけです。
それに対して、ここ10年のNHKマイルCで、前走がニュージーランドTの2着馬と3着馬が3着以内に好走した例は複数あります。
近年では、2023年にニュージーランドT3着のシャンパンカラーが1着、ニュージーランドT2着のウンブライルが2着、2022年にニュージーランドT2着のマテンロウオリオンが2着。
となれば、ニュージーランドT2着だったアドマイヤズームは、ジンクスからして悪くはないと思う次第。
朝日杯FSがかなり緩いペースからの上り勝負だったことを考えると、とんでもないハイペースに巻き込まれたりしなければ、連軸としては信用できそうに思うところです。
さて、マジックサンズですが、この馬は前走が皐月賞で6着。
末脚勝負に徹した感があるので、上り3ハロン33秒8は皐月出走馬中1位といっても・・・という感はしますが、レベルが高かったと思うホープフルSで2番人気に支持され、また、札幌2歳Sで、後の阪神JF1着・桜花賞2着のアルマヴェローチェに勝っていることは、高く評価すべきと考えます。
また、この馬の血統をチェックしますと、姉が桜花賞2着のコナブリュワーズ、兄のコナブラックは1800Мや2000Мのレースばかり走って大敗続きだったところ、小倉芝1200Мを走らせたら1着(!)だった馬。距離短縮に戸惑うどころか、距離短縮が吉と出て不思議がない馬と思います。
そして、マピュースは、NHKマイルCで複数の好走例がある前走が桜花賞で、5着以内に頑張った馬。
この馬は、府中芝1600Мが舞台のレースで2回好走した実績があるのが心強いと考えます。
2017年のNHKマイルCの結果からすれば、桜花賞5着からNHKマイルC1着となったアエロリットのように、2歳時か3歳時に府中芝1600Мで好走した実績が欲しいと考えるところ。
桜花賞4着の実績から2017年NHKマイルCで上位人気に支持されながら大敗したカラクレナイには、芝1600Мのレースでの連対実績すらなかったですからね。
この点、マピュースには、府中芝1600Мが舞台のクイーンCで、後の桜花賞1着馬であるエンブロイダリー相手に2着の実績、そして、2歳時の府中芝1600Мが舞台の赤松賞で1着の実績がありますからね。
以上のことを踏まえて、アドマイヤズーム、マジックサンズ、マピュースの3頭のうち2頭が3着以内に好走するとヤマを張って、これら3頭のうち2頭を軸とした3連複を中心にすることとします。
※ 相手
相手としては、ここ10年、6ワク、7ワク、8ワクの馬のうち必ず1頭が3着以内に入っている点を重視し、7ワクと8ワクの馬から選ぶことにします。
鞍上がレーン騎手であることを踏まえて、8ワク16番のサトノカルナバル、府中芝1600Мが舞台のサウジアラビアRCの勝ち馬であるアルテヴェローチェ、2走前に後のフローラS1着馬のカムニャックらに勝って1着となったヴーレヴー、そして、府中芝1600Мが舞台の新馬戦を勝っているコートアリシアンの4頭にします。
あと、先行勢が不利な流れに見えた、府中芝1600Мが舞台のクイーンSで先行しての大敗は情状酌量の余地があり、阪神JF4着は負けて強しだったと考えるショウナンザナドゥを選ぶことにします。
なお、イミグラントソングは、ニュージーランドT1着馬はのジンクスを考えて、思い切ってカット。また、ランスオブカオスは、シルバーステート産駒が府中芝1600Мの舞台と相性が良くないことを勘案して、これまたカット。
あとは、今の府中芝コースの馬場状態を考えると、前走ファルコンSの1着馬・ヤンキーバローズ、2着馬のモンドデラモーレの3着以内の好走はあり得ると思うので、この2頭を追加して3連複を買うことにします。
※ 結論
軸馬は、アドマイヤズーム、マジックサンズ、マピュース。
相手は、アロテヴェローチェ、サトノカルナバル、ヴーレヴー、コートアリシアン、ショウナンザナドゥ、ヤンキーバローズ、モンドデラモーレ。
馬券は、
3連複で、
8-10-12・ 600円、
8-10
-1、2、4、15、16、17、18・各100円、
8-12
-1、2、4、15、16、17、18・各100円、
10-12
-1、2、4、15、16、17、18・各100円、
計22点・2700円
とします。
なお、パドックの様子を見て、ひょっとしたら、買い足すかもしれません。
この記事へのコメント