(天皇賞(春)検討・その1)アレコレ考えたが・・・
いつもお世話になっております。今回は、天皇賞(春)の検討の1回目です。
※ なかなか難しい・・・
日曜日に行われる天皇賞(春)。
京都芝3200Мが舞台の4歳以上の馬のG1レースです。
このレースでは、ヘデントール、サンライズアース、ジャスティンパレス、ショウナンラプンタらが人気を集めています。
このレースで買いたい馬といいますか、軸馬候補として考えたのが、ヘデントール、サンライズアース、ジャスティンパレスの3頭。
ヘデントールは、昨年の菊花賞2着馬。
京都芝3000Мを走って、今回の天皇賞(春)に出走するショウナンラプンタ、ビサンチンドリーム、ハヤテフクノスケに先着しています。
また、前走のダイヤモンドSでは、57キロを背負って早めに先頭に立って、2着馬に0.7秒差をつけての快勝。
さらに、今回の鞍上がレーン騎手とあれば、この人気も納得であります。
サンライズアースは、前走の阪神大賞典を先行して、2着馬に1秒もの差をつけての快勝。
阪神大賞典の舞台である阪神芝3000Мという舞台を考えますと、現役場屈指の長距離適性を誇る馬ではないかと思えます。
また、阪神大賞典での上り3ハロン35秒0からして、今回の天皇賞(春)で先行して上り35秒2くらいで走れば、十分勝ち切れそうな気がします。
昨年のテーオーロイヤルが、やや重馬場の阪神大賞典で上がり34秒8、良馬場の天皇賞(春)を上り35秒0で走って快勝でしたからね。
そして、ジャスティンパレスは、一昨年の天皇賞(春)の1着馬。やや重の京都芝3200Мを上り34秒9で勝っています。
その後、長距離戦といえば、有馬記念やジャパンCを使い、3着以内に入ってはいませんが、4着や5着と掲示板を確保しており、3200Мの長距離戦になる今回は、久しぶりに3着以内に好走してくれても不思議はないと考えます。
では、どの馬を軸馬にすべきかとなりますと、これら3頭には、いずれも気になる点があります。
ヘデントールに関しては、前走がダイヤモンドSであったこと。阪神大賞典や日経賞を勝ってここに臨むのであれば、あるいは昨年の有馬記念で3着以内に入っていれば、ここに出てくる長距離戦が得意な古馬が相手であっても、力上位ということを示せたのでしょうが、そういった長距離戦での古馬相手でも力上位なのかがはっきりしていません。
にもかからわず、単勝1番人気。走ってみないと分からない・・・という感があります。
サンライズアースは、阪神大賞典の快勝で、古馬相手の長距離戦でも力上位であることを示しましたが、今年1月の日経新春杯で16着、2月の条件戦の早春Sで2着であった馬。
長距離戦での強さは間違いないと思いつつ、こういう成績であることにはどうも引っ掛かるものがあります。
上記2頭に比べれば、ジャスティンパレスは、昨年の天皇賞(春)の勝ち馬ですし、一昨年の天皇賞(秋)で2着でしたから、今回の出走馬の中では実績は一番であると思います。
ただ、鞍上の鮫島騎手がG1レースでは未勝利なこととジャスティンパレス自身が未勝利で、昨年の成績が一昨年に比べて徐々に下がってきているような感じがあることは気になります。
宝塚記念が3着(一昨年)→10着(昨年)、天皇賞(秋)が2着(一昨年)→4着(昨年)、有馬記念が4着(一昨年)→5着(昨年)ですからね。
う~ん、3頭ともに気になる点があり、決め手になるものがないような気がします。なかなか難しいです。
では、他の馬かなと思ったりしますが、G1勝の実績のあるブローザホーンは、阪神大賞典で3着に入り復活の気配がありますけど、サンライズアースとの1秒1もの差は決定的に思えます。
ショウナンラプンタは、鞍上の武豊騎手が阪神大賞典で末脚を測ったような感がありましたけど、これまた、サンライズアースとの1秒1もの差は決定的に思えます。
ビザンチンドリームは、前走の海外での勝利は素晴らしいと思いますが、菊花賞でヘデントール、ショウナンラプンタに競り負けている上、今年のAJCCで6着に負けていますから、ピンとくるものがありません。
ということで、アレコレ考えてみましたが、結局、元に戻って、軸馬候補はヘデントール、サンライズアース、ジャスティンパレスとし、パドックの様子と馬体重を踏まえて、軸馬とともに、馬券の買い目と金額を決めることにします。
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