(フェブラリーS検討・その2)4歳馬を検討すると
いつもお世話になっております。
今回は、フェブラリーSの検討の2回目です。
※ 検討の切り口・その2
日曜日に行われるフェブラリーS。4歳以上の馬によるG1レースです。
このレースに関しては、いつもと違った観点から検討することとしており、今回は検討の2回目。
検討の切り口の2つ目は、過去のフェブラリーSで好走した4歳馬とします。
そこで、ここ10年のフェブラリーSで3着以内に好走した4歳馬は4頭。
2021年のカフェファラオ、2017年のゴールドドリーム、2016年のモーニンとノンコノユメです。
カフェファラオは、2020年のヒヤシンスSとユニコーンSを勝っている馬、すなわち、府中ダート1600Мのオープンクラスと重賞のレースを勝った実績がある馬でした。
ゴールドドリームは、2016年のヒヤシンスSとユニコーンSを勝っている馬であり、2016年武蔵野Sの2着馬。これも、府中ダート1600Мのオープンクラスと重賞のレースを勝った実績がある馬。
モーニンは、府中ダート1600Мの未勝利戦、1600万下のレースを勝っており、2015年武蔵野Sの3着馬、そして、2016年フェブラリーSの前に2016年根岸Sを買っていた馬でした。
そして、ノンコノユメは、2015年にユニコーンS、武蔵野Sと府中ダート1600Мが舞台の重賞レースを2つ勝っていた馬。
4頭に共通するのは、フェブラリーSの前に、府中ダート1600Мの重賞レースで3着以内に好走した実績があり、かつ、府中ダートが舞台の重賞レースを勝っていたこと。特に、モーニン以外の3頭は、府中ダート1600Мの重賞レースを勝っていた馬です。
ちなみに、昨年のフェブラリーSで1番人気に支持されたオメガギネスは、府中ダート1600Мが舞台のグリーンチャンネルC(リステッド競争)を買った実績がある馬で、東海S2着の実績がありましたが、重賞勝ちの実績はなかった馬です。
以上を踏まえて、2025年フェブラリーSに出走する4歳馬3頭をチェックしますと、3頭ともに府中ダート1600Мが舞台の重賞レースで好走した実績がありません。
あえていえば、府中ダート1600Мが舞台だった新馬戦を勝っているミッキーファイトは、同じ左回りの新潟ダート1800МのレパードSを勝っていることから、府中ダート1600Мがダメということもないだろうと推測できます。
ただ、府中ダート1600Мが舞台のカトレア賞を大敗しているサンライズジパングは、これまでフェブラリーSを好走した4歳馬の実績と比較すると、強くは推せないものと考えます。
アンモシエラは、府中ダート1600Мを走ったことがありませんから、走ってみないと分からないといった感じでしょう。
以上を踏まえますと、日曜日の13時50分時点でコスタノヴァと単勝1番人気を競うまでに支持を集めているミッキーファイトはアリとして、サンライズジパングとアンモシエラは強く推せないと考えます。
※ 現時点では
以上を踏まえますと、5歳以上の馬では、コスタノヴァ、エンペラーワケア、タガノビューティー、メイショウハリオ、ペプチドナイル、ガイアフォース、4歳馬ではミッキーファイトが良さそうに思います。
これらの馬の中では、コスタノヴァが良さそうに思いますので、いつものとおり馬体重とパドックの様子を確認した上で結論を出すこととしましょう。
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