(フェブラリーS検討・その1)いつもと違う切り口で検討してみる

いつもお世話になっております。
今回は、フェブラリーSの検討の1回目です。
  
  
  
※ 検討の切り口・その1
  
  
 日曜日に行われるフェブラリーS。4歳以上の馬によるG1レースです。
 このレースに関しては、いつもと違った観点から検討することとします。
  
 
 検討の切り口の1つ目は、過去5年間のフェブラリーSの好走馬の年齢とします。
  
 そこで、ここ5年の3着以内の馬15頭の年齢をチェックしてみますと、4歳馬・2頭、5歳馬・5頭、6歳馬・4頭、7歳馬・2頭、8歳馬・2頭となります。
  
 このデータからは、軸馬は、5歳馬か6歳馬にしたいところです。
 そこで、2025年フェブラリーSの出走馬16頭中をチェックしたのですが、5歳馬は6頭、6歳馬は2頭います。
  
 しかも、5歳馬のうちエンペラーワケアとコスタノヴァは、土曜日の前売りオッズからして1番人気と2番人気になる可能性が高そうです。
 データをチェックしますと、ここ5年では、連対馬10頭中1番人気の馬が3頭、2番人気の馬が1頭います。
 また、ここ10年を振り返りますと、昨年を除いた9回は、1番人気か2番人気の馬のいずれかが連対しています。
  
 となれば、この2頭は軽視できないと考えます。

 特に、既に諸先輩方のブログなどや各種データに関する記事において紹介されているところですが、ここ5年のフェブラリーSの連対馬10頭中3頭が、前走が根岸Sで1着だった馬というデータがあります。
 となれば、2025年根岸Sの1着馬であるコスタノヴァは、買い目から外したくはないところです。

 あえて、この2頭を疑うとすれば、この2頭は、これまでダート界の強豪と言われる実績馬との対戦がありません。
 そのため、ひょっとしたら、強豪と言われる馬、例えば、レモンポップと小差のレースをしてきたドゥラエレーデ、ペプチドナイルの方が強いのではないかと疑ってみることも可能かと思います。

 そういう意味では、レース後に、強い馬たちと戦ってきた馬はさすがだ・・・となるかもしれませんが、データ的には、この時点で軸馬候補を決めるのであれば、エンペラーワケアとコスタノヴァとしたいと思う次第です。
  
  
 次は、視点を変えまして、2022年フェブラリーSには、6歳以上の馬が7頭いますので、ここ5年の3着以内に好走した6歳以上の馬をチェックしてみます。
  
 まず、6歳馬の4頭を見てみますと、2024年のペプチドナイル、2022年のメイショウハリオ(2021年帝王賞1着馬)、2020年のモズアスコット(前走が根岸S1着馬)、サンライズノヴァ(2018年秋の武蔵野S1着馬)です。
  
 また、7歳馬2頭と8歳馬2頭をチェックしますと、2021年のエアスピネル(2020年の武蔵野S3着馬)、ワンダーリーデル(2019年の武蔵野S1着馬、2020年のフェブラリーS4着馬)です。
  
 となれば、フェブラリーSで、6歳以上の馬で3着以内に好走した6頭のうち、2024年のペプチドナイルと2022年のメイショウハリオを除く4頭に関しては、
① それまでのフェブラリーSで5着以内武蔵野S(3歳馬でも出走できる府中ダート1600Мの重賞レース)で3着以内の実績があるか、
② 前走が根岸Sで、1着になっているか、
いずれにせよ、府中ダート1400Мか1600Мの重賞レースで好走実績がある馬だった、ということになるかと思います。
  
 残り2頭のうち、メイショウハリオは、地方交流競走のダートG1レースである帝王賞の勝ち馬だった上に、JRAのダート重賞レース2勝の実績があって、地方競馬場の方は得意だが、中央競馬ではさっぱりというタイプではありませんでした。

 まあ、そういう意味では、昨年のペプチドナイルの1着は、私の力では不思議としか思えないタイプなのですが、その後、かしわ記念3着、南部杯2着という成績からして、左回りのダート1600Мのレースが合っている実力馬であったということなのでしょう。

 話を元に戻して、上記の①と②から考えてみますと、2025年の場合、上記の①に該当する馬は、タガノビューティー(2023年武蔵野S2着)、メイショウハリオ(2023年フェブラリーS3着)、ペプチドナイル(2024年フェブラリーS1着)、ガイアフォース(2024年フェブラリーS2着)で、②はいません。5歳馬では、2024年武蔵野S1着のエンペラーワケアにプラス材料ありという感じでしょうか。
  
 そうしますと、5歳以上の馬では、前走の根岸S1着を評価してコスタノヴァ、そして、府中ダート1600Мの重賞レースでの実績を踏まえて、エンペラーワケアタガノビューティー、メイショウハリオ、ペプチドナイル、ガイアフォースの名前が挙がりました。

 あとは、3頭いる4歳馬をどう評価するか。それに関しては、検討の2回目で記すこととしますので、ぜひ御覧ください。

  
  
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