(中山記念検討)馬場状態も勘案して、この馬から買う
いつもお世話になっております。
前回も応援クリックをいただき、お礼申し上げます。
さて、今回は、日曜日の中山記念の検討です。
※ 検討の切り口
日曜日に行われる中山記念。
中山芝1800Мが舞台の4歳以上の馬のG2レースです。
このレースを検討するにあたっては、当ブログにおける昨年の中山記念の検討記事が、もう一歩のところまで迫っていたと思っていますので、いわば、リベンジということで、昨年の検討の切り口を再度使ってみることとします。
まず、ここ5年の中山記念の結果を振り返り、気になる要素は、以下のとおりです。
ア 連対した10頭のうち、1番人気から3番人気までの上位人気馬が4頭。
1着馬は、1番人気から3番人気までの上位人気馬が3頭。
イ 1番人気の馬は、2-0-0-3。
ウ 連対した10頭のうち、4歳馬が4頭、5歳馬が5頭、6歳馬が1頭。
エ 連対した10頭のうち、連対した中山記念での3コーナー時点の位置取りが5番手以内の逃げ・先行策だった馬が7頭。
また、3着以内の15頭のうち、中山記念での3コーナー時点の位置取りが5番手以内の逃げ・先行策だった馬が11頭。
オ 連対した10頭のうち、連対した中山記念での3コーナー時点の位置取りが6番手よりも後ろだった馬3頭は、16頭立てだった2022年に2着馬のカラテ、14頭立てだった2023年の1着馬のヒシイグアスと2着馬のラーグルフ。
カ 連対した10頭は、いずれも前年又は当該年に重賞レースで1着になったことがあった馬。
うち4頭が、その年の重賞レースで1着になった実績があった馬。
前年に、G2レースで1着またはG1レースで連対した実績があった馬が4頭。
キ 以前に中山記念で連対したことがあった馬が、ウインブライト(2018年、2019年)、ラッキーライラック(2019年、2020年)、ヒシイグアス(2021年、2023年)の3頭。
上記のキのとおり、リピーターが多いレースである中山記念。
今年の出走馬で、今年にリピーターになる可能性がある馬は、昨年の上位入線馬であるヒシイグアス、ラーグルフ、ドーブネ。
これら3頭を重視する手もあると思うのですが、よくよく考えてみれば、4歳馬か5歳馬が今年好走して、来年か再来年にまた好走する可能性もあります。
上記のウとエを勘案すると、4歳馬で、かつ、先行タイプのエルトンバローズやエエヤンは、今年好走し、そして、来年以降の中山記念でも好走する可能性が十分ある馬に思えたりします。
さて、こうなってしまいますと、買いたい馬が多くなってキリがなくなります。
そこで考えたのですが、上記の要素のカを切り口として、あとは、脚質とリピーターの可能性、そして、今年の中山記念で想定される馬場状態を加味することとします。
上記の要素のカからして、昨年か今年に重賞レースを勝っている馬をピックアップします。
該当馬は、レッドモンレーヴ(京王杯SC1着)、ソールオリエンス(皐月賞1着、京成杯1着)、ヒシイグアス(2023年中山記念1着)、イルーシヴパンサー(2023年京都金杯1着)、エルトンバローズ(ラジオNIKKEI賞1着、毎日王冠1着)、ラーグルフ(2023年中山金杯1着)、エエヤン(ニュージーランドT1着)の7頭。
7頭の中で、どの馬を重視すべきか・・・。
私には、毎日王冠1着の実績があるエルトンバローズが良く見えます。
毎日王冠とラジオNIKKEI賞という、芝1800Мが舞台の重賞レースで2勝の実績、そして、上記の要素のエからして、先行タイプの馬であることがプラス材料と思うわけです。
また、2024年中山記念は、やや重、あるいは重馬場で行われる可能性がありそうですが、血統面でいうと、エルトンバローズは、あのモズベッロ(不良馬場の大阪杯で、コントレイルに先着しての2着と好走)と同じディープブリランテ産駒ですし、母の父がブライアンズタイムですので、重馬場が得意である可能性も十分あると思います。
まあ、あまりに馬場状態が悪くなり、重馬場あるいは不良馬場にでもなると、どの馬も苦しくなり、結果として、皐月賞勝ち馬であり、キタサンブラック産駒であるソールオリエンスの底力が効いてきそうですけれども、馬場状態がやや重くらいでとどまれば、エルトンバローズの距離適性と脚質を評価したいと考えます。
また、相手としては、前述のとおり、馬場状態が重くらいまで悪化すれば、他の馬が苦戦するなかでも、皐月賞で見せたような末脚を披露できるであろうソールオリエンスが一番良いと思います。
エルトンバローズに先着する可能性が高そうな馬という観点で、ソールオリエンスを相手として選択し、2頭のワイド馬券を買うことにします。
※ 結論
買う馬は、エルトンバローズ。
相手は、ソールオリエンス。
馬券は、
単勝で、
9番・1000円、
ワイドで、
3- 9・1000円、
合計 2点・2000円
とします。
この記事へのコメント