(根岸S検討)今週は7歳馬を買う
さて、今回は、日曜日の根岸Sの検討です。
※ 根岸S
日曜日に行われる根岸S。
府中ダート1400Мが舞台の4歳以上の馬のG3レースです。
土曜日時点のオッズからして、このレースでは、エンペラーワケア、サンライズフレア、そして、タガノビューティーが上位人気に支持されそうです。
エンペラーワケアとサンライズフレイムは、現4歳馬で、ここ4走のレースぶりが評価されての上位人気かと思います。
個人的には、4歳馬が根岸Sで好走するためには、府中芝1600Мが舞台のユニコーンSか武蔵野Sで3着以内に好走しているか、古馬相手のダートの重賞レ-スで連対しているくらいの実績が欲しいなと思います。
ここ10年の根岸Sで3着以内に入った4歳馬(当時)を振り返りますと、モーニン、サンライズノヴァ、コパノキッキング、バトルクライの4頭が該当。
モーニンは武蔵野S3着、サンライズノヴァはユニコーンS1着、コパノキッキングはカペラS1着、バトルクライはユニコーンS3着の実績がありました。
また、2017年根岸Sで2番人気に支持された当時4歳馬のベストマッチョは、条件戦とはいえダートのレースで5戦して4勝、2着1回という勢いがある馬でしたが、12着に大敗。それまでは、逃げや先行して好走してきた馬でしたが、根岸Sでは道中7番手と前に行けなかったことも影響した可能性があると思います。
このようなことを勘案しますと、前走がオープン特別のオータムリーフSで1着のサンライズフレイムでさえ、これまでの実績の点では少し物足りなiいと思いますし、エンペラーワケアに至っては、これまでオープンクラスで走っていないのですから、実績面ではかなり物足りないと感じます。
特に、エンペラーワケアの場合、前述のベストマッチョ同様、これまでの条件戦では先行しての好走が多かっただけに、オープンクラスの古馬相手の速いペースに戸惑ったり、好位で追走ができなかった場合に力を発揮できないケースもあり得ると思います。
以上のように、人気を集めている4歳馬、特に先行タイプのエンペラーワケアには不安材料があるのに対して、タガノビューティーには大きな不安材料はないように思えます。
この馬は、これまで府中ダート1400Мでは2-2-1-1ですから舞台適性の点では不安はなし。
根岸Sは、差し・追い込み脚質の馬が好走することが多いレースであるところ、タガノビューティーは追い込みタイプであるのもプラス材料ですし、前走が武蔵野Sであった馬は、ここ10年で6頭も連対していますから、相性が良いローテーションという点も好材料。
あえていえば、7歳になって少しズブくなり、1400Мだと少し忙しいとなっている可能性があることが懸念材料ですが、そうはいっても、タガノビューティーは、今回出走の5歳以上の馬の中では、府中ダートのレースでの実績は最上位といっても良いものがあると思います。
ということで、軸馬はタガノビューティーとします。
※ 相手
相手としては、ダート1400Мの適性がありそうな差し・追い込みタイプの馬、そして、ダート1400Мの適性は気になるが、実績面では上位と思える馬をあえて狙ってみることとします。
前者は、前走でダート1400Мのオープンクラスのレースを勝っているサンライズフレイム、フルム、そして、アルファマムとします。
サンライズフレイムは、前走の末脚が素晴らしいものでしたし、フルムとアルファマムは、勝った前走よりも、今回の斤量が1キロ減る点に魅力を感じます。
後者については、関東オークスを勝っているパライバトルマリンとします。
これまでの成績からして、ダートのレースでは1800~2100Мくらいの距離が合っていそうなのに、今回、わざわざ距離が1400Мの根岸Sに出走してきました。
ということは、古馬相手のレースでは、距離を短くした方がよいのではないかと陣営が考えている可能性があり、また、逃げたり、好位追走ができなくても、差し脚を披露できるのではないかとも考えているのではないかと想像するものです。
まあ、レース後に、距離が短かったので、もう少し長い方が良い・・・となるかもしれませんが、今回の根岸Sのメンバー構成からして、パライバトルマリンの実績ならば十分通用しそうな気がしますから、この馬も相手の1頭とすることにします。
なお、上位人気が想定されるエンペラーワケアは、先行できなかったときに力を発揮できない可能性があると思いますので、思い切ってカットすることにします。
また、馬券は、タガノビューティーとサンライズフレムレムのワイドを主とし、2頭を軸馬とした3連複を付け加えることとします。
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