(菊花賞検討)あえて、軸馬はこの馬とする

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さて、今回は、珍しく早めの投稿で、秋のG1シリーズの第3戦、菊花賞の検討です。

         
  
※ ソールオリエンスとタスティエーラ
        
 日曜日に行われる菊花賞。
 京都芝3000Мが舞台の3歳以上の馬のG1レースです。
        
 2023年菊花賞には、皐月賞1着馬のソールオリエンスと日本ダービー1着馬のタスティエーラが出走してきました。
 ソールオリエンスは日本ダービー2着馬であり、タスティエーラは皐月賞2着馬であります。

 春の皐月賞1着馬と日本ダービー1着馬が出走してきた場合、そのいずれかが菊花賞で好走してきたかどうかを考えてみますと・・・、

 かなりさかのぼることになりますけど、

2000年にエアシャカールとアグネスフライトが出走した時にエアシャカールが1着
1999年にテイエムオペラオーとアドマイヤベガが出走した時にテイエムオペラオーが2着、
1999年にセイウンスカイとスペシャルウイークが出走した時にセイウンスカイが1着で、スペシャルウイークが2着、
1993年にナリタタイシンとウイニングチケットが出走した時にウイングチケットが3着、

というレースが思い浮かびます。

 ひょっとしたら、記憶間違いがあるかもしれないので、その時はお赦しいただくとして(笑)、私としては、春の実績馬は、その秋に同世代の馬が相手の菊花賞でも好走する確率は高いのではないかと解釈することとします。

 また、1999年の菊花賞1着馬は日本ダービー2着馬のナリタトップロード、1993年の菊花賞1着馬は皐月賞と日本ダービーの両方で2着だったビワハヤヒデであったわけです。

 すると・・・です。

 今年のように、皐月賞1着馬と日本ダービー1着馬が出走してきた年の菊花賞では、皐月賞と日本ダービーの連対馬、多くても4頭になりますけど、これらの馬の中から連対馬が出ることにヤマを張るのはアリとさえ思えます。

 今年の場合は、上記のとおり、皐月賞も日本ダービーもソールオリエンスとタスティエーラのワンツーでしたから、ソールオリエンスとタスティエーラを軽視できないと考えます。


 しかしながら・・・、タスティエーラは日本ダービーからの直行です。
 近年は、有力馬のG1レースへの直行はアリになっていますが、菊花賞が芝3000Мという長距離だけに懸念材料ではあります。

 また、ソールオリエンスは、右回りのレースでは、4コーナーで膨れたりすることがあるのが、懸念材料です。
 直線での末脚は他の馬を圧倒していると思いますけど、菊花賞の場合、坂の下りで勢いをつけて、早めにしかける馬や、4コーナーを上手に回って直線でインを突く馬がいるでしょうから、ソールオリエンスが4コーナーで大外に回る展開になった時に、前に入る馬を捕まえ損ねる可能性はあると思えます。

 ということで、ソールオリエンスとタスティエーラは有力馬であり、菊花賞で連対する確率は高いと思いますが、あえて、この2頭は相手にとどめて、軸馬はこの2頭以外から選ぶことにします。
        
        
※ 軸馬 
         
 では、軸馬はどの馬とするか。

 ここ5年の菊花賞において、連対した10頭中8頭の前走が、神戸新聞杯かセントライト記念でした。
 また、ここ5年の菊花賞で3着以内の15頭中11頭が、やはり、前走が神戸新聞杯かセントライト記念であった馬。

 しかもです。

 3着以内に好走した前走が神戸新聞杯かセントライト記念であった馬11頭中10頭が、前走で3着以内に入って菊花賞の優先出走権を獲得していた馬。
 残り1頭は、セントライト記念で1番人気に支持されながら、道中の不利があって15着に大敗していたタイトルホルダーですから、前哨戦で3着以内に入った馬か、前哨戦で1番人気に支持されたくらいの実績があった馬が良さそうに思えます。


 となると、セントライト記念で1番人気で2着であったソールオリエンスを除きますと、候補馬は、神戸新聞杯で3着以内に入った、サトノグランツ、サヴォーナ、ファントムシーフ、そして、神戸新聞杯で1番人気で5着であったハーツコンチェルトの4頭。


 これら4頭の中から1頭選ぶとすれば、京都芝2200Мの京都新聞杯を勝っているサトノグランツが良さそうに思います。

 京都新聞杯、日本ダービー、神戸新聞杯と3歳世代の有力馬が集まる3レースで、いずれも上り3ハロンで出走馬中1位か2位の末脚を披露している上、血統的にも、サトノダイヤモンド産駒ですから、3歳秋から本領発揮のタイプの可能性が高そうな気がします。

 日本ダービーでは勝ち馬から0.7秒差の11着と大敗していますが、レースのVTRを見た限りでは、18頭立ての18番という大外ワクに入ったことの不利が大きく、道中の位置取りが悪かったのが敗因かなと考えます。

 今回は、6ワク11番とまずまずのワクに入りましたし、鞍上がこの秋のG1レースで絶好調の川田騎手ですから、2強の力量は認めつつも、あえて、軸馬はサトノグランツとします。

    
※ 相手
         
 相手としては、不安要素があるにせよ、同世代の牡馬の中では、タスティエーラ、ソールオリエンスの2頭が強いと考えて、サトノグランツとタスティエーラ、サトノグランツとソールオリエンスの2頭軸の3連複、そして、サトノグランツを2着に置いた3連単を買うこととします。

 3連複の相手としては、日本ダービーがスローペースであったことから、先行した馬が3着以内に残った場合を想定して、先行しそうな馬の中からトップナイフ(札幌記念2着馬)、リビアングラス(京都新聞杯3着馬)、サヴォーナ(神戸新聞杯2着馬)、そして、ナイトインロンドン(母の父がメジロマックイーン)を選ぶこととします。

 また、想定以上にスローになり、上り勝負になった時に、後方から追い込んでくることを想定して、マイネルラウレア(菊花賞馬であるゴールドシップ産駒)、ハーツコンチェルト(神戸新聞杯で1番人気)、ドゥレッツァ(鞍上がルメール騎手であることを評価)の4頭をピックアップすることとします。



※ 結論
         
 軸馬は、サトノグランツ。
 相手は、タスティエーラ、ソールオリエンス、
そして、トップナイフ、リビアングラス、サヴォーナ、マイネルラウレア、ハーツコンチェルト、ナイトインロンドン、ドゥレッツァ。

 馬券は、
3連複で、
  7-11-14・ 700円、
  1- 7-11・ 100円、
  6- 7-11・ 100円、
  7- 8-11・ 100円、
  7-10-11・ 100円、
  7-11-12・ 100円、
  7-11-13・ 100円、
  7-11-17・ 100円、
  1-11-14・ 100円、
  6-11-14・ 100円、
  8-11-14・ 100円、
 10-11-14・ 100円、
 11-12-14・ 100円、
 11-13-14・ 100円、
 11-14-17・ 200円、
    小計15点・2200円、
3連単で、
  7→11→14・ 200円、
 14→11→ 7・ 300円、
    小計 2点・ 500円、
    合計17点・2700円
とします。
  
  
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