(共同通信杯検討・その1)クイーンCの結果を考えると

いつもお世話になっております。
今回は、共同通信杯の検討の1回目です。


※ 軸馬候補と相手候補

 日曜日に行われる共同通信杯。府中芝1800Мが舞台の3歳馬限定のGⅢレースです。

 次回の検討の予定では、きさらぎ賞と京成杯の結果を踏まえて、

① 昨年暮れの2歳GⅠレースで上位入線した馬、
② 昨年の2歳重賞レースで好走した馬であって、2歳GⅠレースには出走していない馬、
③ 前走が、今回と同じ距離のレースの新馬戦または未勝利戦で、そこを勝った1勝馬、

としました。

 共同通信杯の出走予定馬からは、①に該当する馬としてステラヴェローチェ、②に該当する馬としてプラチナトレジャー、③に該当する馬としてディオスバリエンテ、シャフリヤール、ヴィクティファルス、合計5頭を挙げました。

 共同通信杯の出走馬は12頭ですから、12頭中5頭が軸馬候補ではピックアップし過ぎ・・・といえそうですが、ここから、次回の検討の予定で「前日の2月13日にクイーンCが行われますので、その結果も共同通信杯の検討の参考データとすることとします」と記したとおり、土曜日のクイーンCの結果を踏まえて、さらに候補馬を挙げることにします。



※ クイーンCの結果を考える

 では、クイーンCでは、1着がアカイトリノムスメ、2着がアールドヴィーヴル、3着がククナでした。

 この結果に関しては、(きさらぎ賞と京成杯の結果を踏まえて、既に①、②、③をピックアップしているので、混乱しないように、④から開始することとして)、

④ 2歳時に1勝クラスのレースを勝っている2勝馬(アカイトリノムスメ)、
⑤ 前走が今回と同じ距離の新馬戦を勝ったばかりの1勝馬(アールドヴィーヴル)、
⑥ 2歳時に重賞レースで好走実績がある(2歳GⅠレースには未出走)上、3歳重賞レースで掲示板にのったことがある馬(ククナ)、

と解釈することにします。



※ 共同通信杯の出走予定馬に当てはめてみると・・・

 以上のとおり、クイーンCの結果を参考に、④、⑤、⑥の要素を抜き出せましたので、①、②、③の要素と照合してみましょう。
 そうしてみますと、「②と⑥」がよく似ている要素であり、「③と⑤」がよく似ている要素だと思います。

 となれば・・・、②と⑥の要素を踏まえたプラチナトレジャーは、土曜日23時時点で単勝オッズが9番人気(!)ですから、相手候補には、何とかして残しておきたいと思います。


 ③と⑤の要素も踏まえると、ディオスバリエンテ、シャフリヤール、ヴィクティファルスの3頭を相手候補して残すことにします。
 レフトゥバーズについては、クイーンCの出走予定馬だったのですから、距離が長い方が良いとして、あえて、牡馬相手の共同通信杯を選択したわけではないということで、思い切ってカットも考えることにします。

 ディオスバリエンテ、シャフリヤール、ヴィクティファルスの中では、今回のレースが12頭立ての上、確たる逃げ馬がいないため、スローの上がり勝負になる可能性が高いと思いますので、ディープインパクト産駒のシャフリヤールが一番良さそうに思えます。
 もっとも、シャフリヤールの全兄は、あのアルアインですから、切れるタイプの馬ではない可能性がありますが・・・。


 そして、④の要素からは、キングストンボーイとエフフォーリアが該当すると考えます。

 次回の検討の予定で「本命党の小生としては、ルメール騎手が鞍上のキングストンボーイを相手の1頭にしたいので、日曜日までに何かそれらしい理由を考えることとします」と記しましたが、アカイトリノムスメの好走のお蔭で、キングストンボーイを相手の1頭に加える理由ができました、ありがたいことです。

 考えるに、ステラヴェローチェはここまでの実績が抜けていますから、ひょとしたら圧勝までありそうな馬ですが、後の馬は、確たる実績があるわけでなく、新馬戦を勝ったばかりの馬が上位人気に支持されているレースですから、プラチナトレジャーやキングストンボーイが2着や3着に好走しても不思議はないと思えます。

 ルメール騎手が連続で騎乗したククナが土曜日のクイーンCで3着に好走したことも後押しになりますし、ルメール騎手が連続で騎乗することには何か理由があるはずと思いますので、キングストンボーイは「予算の関係で泣く泣く」とならない限り、相手候補として残すようにします。



※ まずは、今時点のイメージを大事にする

 さて、クイーンCの結果を踏まえた④、⑤、⑥の要素の中には、共同通信杯で1番人気であろうステラヴェローチェに当てはまる要素が見当たりません。
 このことが、ステラヴェローチェにとって、いいことなのか、それとも、悪いことなのか・・・。

 こればかりは、レースの結果が出て初めて分かることであって、現時点ではいくら考えても正解を導きだすことは無理だと思うのですが、いくつかの考え方を想定できそうな気がします。
 私見ですし、ここまでの要素の抽出の時点で間違っている可能性も大ですので、その点はご容赦いただきたいのですが、いくつかの考え方を披露したいと思います。


 まず、「考え方のその1」は、「③と⑤」、「②と⑥」とがペアであるため、残った①と④が、共同通信杯で1着馬、2着馬、3着馬の馬の要素のいずれかとして再現されるというものです。

 ①とは、昨年暮れの2歳GⅠレースで上位入線した馬という要素ですから、ステラヴェローチェが該当する馬です。
 ④とは、2歳時に1勝クラスのレースを勝っている2勝馬という要素ですから、キングストンボーイエフフォーリアが該当します。

 土曜日の23時時点では、ステラヴェローチェが1番人気、エフフォーリアが4、5番人気、キングストンボーイが6番人気ですから、本命党の私にとっては、ステラヴェローチェが残っている点がとても心強いことであり(笑)、しかも、相手候補の人気もそこそこですから、これはこれでアリの組合せになります。


 次に、「考え方のその2」としては、「③と⑤」、「②と⑥」の要素が、共同通信杯の1着馬、2着馬、3着馬の要素のいずれかとして再現されるという考え方です。

 ③と⑤とは前走が今回と同じ距離の新馬戦を勝ったばかりの1勝馬という要素ですから、ディオスバリエンテ、シャフリヤール、ヴィクティファルスが該当する馬です。

 ②と⑥とは、昨年の2歳重賞レースで好走した馬であって、2歳GⅠレースには出走していない馬ですから、プラチナトレジャーが該当します。
 ただし・・・、3歳重賞レースに出走してはいないが、2歳重賞レース(2歳GⅠレースには出走していない)で掲示板に載っている馬まで条件を緩めますと、キングストンボーイが該当しますが・・・、イレコミ過ぎですかね(笑)。


 では、キングストンボーイに関しては、買いたい気持ちが先走っているので、頭を冷やすために、いったん保留としまして、その他の馬たちの中で、買いたい馬券を考えますと・・・、以下の馬券(ワイドと3連複)となります。


(↓ 買いたい馬券は、こちらに記しました)


https://horserace.blogmura.com/baken/img/baken88_31.gif
にほんブログ村 競馬ブログ 馬券術へ ← 応援クリック、よろしくお願いします


人気ブログランキングへ  ← 応援クリック、よろしくお願いします
イメージ 1


この記事へのコメント