(次回の検討の予定)11月29日のジャパンC
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次回の検討の予定は、11月29日(日)のジャパンCです。
※ 3頭の三冠馬
日曜日に行われるジャパンC。府中芝2400Мが舞台の3歳以上の馬によるGⅠレースです。
今年のジャパンCには、一昨年のジャパンCの勝ち馬のアーモンドアイ、今年の3歳三冠馬のコントレイル、3歳牝馬三冠馬のデアリングタクトと、現役の三冠馬が3頭も出走します。
上位人気に支持されるであろう、アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトの3頭。
これら3頭の人気順は、1番人気がアーモンドアイで、2番人気がコントレイルではないかと予想しています。
では、どういう結果を想定して、馬券を組み立てるべきか・・・。アレコレと考えてみることにします。
※ 馬券の組立て・その1
まず、1つ目は、5歳馬のアーモンドアイに対して、斤量面で分がある3歳馬のコントレイルかデアリングタクトが勝って、世代交替を印象付けるレースになるというパターンを想定して、組み立てることにします。
先週のマイルCSでは、5歳牡馬のインディチャンプが57キロで3歳牡馬のサリオスが56キロですから、その斤量差は1キロで、5歳牝馬のグランアレグリアは55キロでしたから、3歳牡馬のサリオスの方が1キロ斤量が重かったわけです。
ところが、ジャパンCでは、5歳牝馬のアーモンドアイも3歳牡馬のコントレイルの斤量も同じ55キロで、3歳牝馬のデアリングタクトの斤量は53キロですから、3歳馬には有利な設定になっているわけです。
昨年秋、11月のジャパンCで3歳牝馬のトップクラスの馬であるカレンブーケドールが斤量53キロで2着に好走し、12月の有馬記念では、3歳牡馬のトップクラスの馬であるサートゥルナーリアとワールドプレミアが斤量55キロで、2着と3着に好走しています。
これに対して、昨年のマイルCSでは、3歳牡馬のトップクラスのダノンキングリーが斤量56キロで5着に敗れていますし、今年のマイルCSでも、3歳牡馬のナンバー2というべきサリオスが斤量56キロで5着に敗れています。
このことから、11月や12月の時点では、3歳馬にとって古馬相手の斤量差で1キロというのはやや不利で、逆に古馬相手の斤量差2キロならば十分勝負になると考える次第です。
ちなみに、2012年の牝馬三冠馬であるジェンティルドンナが、牝馬三冠を達成した秋華賞の直後にジャパンCで、前年の牡馬三冠馬であるオルフェーヴルと対戦したときは、斤量53キロのジェンティルドンナが斤量57キロのオルフェーヴルに勝っています。
では、3歳の三冠馬2頭のいずれかが勝つと想定する場合、どのような馬券を組み立てるべきか。
3歳馬が勝つということは、世代交替の意味があると思いますから、個人的な願望もコミとなりますが、2頭の1着・2着を想定した馬券、そして、現3歳の三冠馬のいずれかが勝ち、アーモンドアイが2着という馬券を組み立てることを考えています。
※ 馬券の組立て・その2
2つ目は、秋のGⅠレースのうち短距離路線において、グランアレグリアがスプリンターズSで1着の後、マイルCSでも1着だったことを踏まえて、天皇賞(秋)で1着だったアーモンドアイが、ジャパンCでも1着となるパターンを想定します。
春のGⅠレースでは、グランアレグリアが高松宮記念2着で安田記念1着、クロノジェネシスが大阪杯で2着で宝塚記念で1着だったことから、秋のGⅠレースでもグランアレグリアに注目していたところ、スプリンターズSとマイルCSの両方で1着でしたので、アーモンドアイも天皇賞(秋)とジャパンCの両方で1着というパターンを想定するものです。
アーモンドアイが1着になることを想定した場合、コントレイルやデアリングタクトを相手にするのはもちろんですが、府中芝2400Мという舞台を考えると、この馬も面白いのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
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