(次回の検討の予定)11月1日の天皇賞(秋)
いつもお世話になっております。
まず、先週も、ご愛読の皆様には、応援のワンクリック、本当にありがとうございました。
さて、次回の検討の予定は、11月1日の(日)の府中11レース・天皇賞(秋)です。
※ アーモンドアイ
天皇賞(秋)には、昨年の天皇賞(秋)の勝ち馬であるアーモンドアイが出走します。
私は気がついていなかったのですが、天皇賞(秋)を2年連続で勝った馬は、シンボリクリスエスのみであり、また、府中芝2000Мの天皇賞(秋)を2連覇した馬は今までいなかったとのことです。
すると、海外芝GⅠレースの1勝を含む芝GⅠレース7勝のアーモンドアイが、今回の天皇賞(秋)を勝つと芝GⅠ8勝目になるということも含めて、新記録が達成されることになります。
先週は2歳GⅠ勝ちの実績がある無敗の三冠牡馬の誕生、先々週は無敗の三冠牝馬の誕生と、今までになかったことがありましたから、今週も、基本的にはアーモンドアイによる偉業達成を本線として、馬券を組み立てることにします。
※ 念のため
とはいえ、先週同様、何となく気になる点はあります。
2001年の天皇賞(秋)、重馬場の府中芝2000Мで、芝GⅠレース7勝のテイエムオペラオーがアグネスデジタルに敗れた年、小生はテレビ観戦していましたから、あの年のことが、チラチラと脳裏をよぎります。
当時5歳馬のテイエムオペラオーが負けたのが、当時4歳馬のアグネスデジタル、アグネスデジタルは、前年のマイルCSを勝っていましたが、この年は芝のレースでは安田記念で敗れており、ダートのレースでは南部杯を勝つなど、ダートのレースでの活躍が目立っていましたから、その年に芝のレースを買っていない馬の天皇賞(秋)の勝利にショックを受けた記憶があります。
何だか、先週に引き続いて、昔のトラウマの話ばかり記していますが(笑)、それまで、芝の中距離レースでは現役最強と思われていた馬が敗れるときは、世代交代という意味で、今年も4歳馬には注目したいと思います。
そして、アグネスデジタルが、芝1600Мとはいえ、芝のGⅠレースを買っていた実績馬だったことを考えると、2頭いる4歳馬のうち、秋華賞と宝塚記念の2つのGⅠレースを勝っているクロノジェネシスを重視することにします。安田記念で、アーモンドアイを破ったのも、4歳馬のグランアレグリアでしたしね。
クロノジェネシスについては、前走の宝塚記念、3走前の京都記念が渋った馬場での快勝でしたから、アーモンドアイと良馬場での速い上がりの勝負では分が悪そうに思えますが、後方に待機して、末脚を生かす乗り方をした場合は、上がり32秒台や33秒台の上がりを複数回記録しています。したがって、良馬場の府中芝2000Мでも十分好走可能であると考えます。
そして、5歳馬で、菊花賞、天皇賞(春)と、京都芝の3000М以上のレースのGⅠレースしか勝っていないのですが、芝GⅠレースの勝ち馬であるフィエールマン、府中芝2000МのGⅠレースでどうなのかと思う面はありますが、菊花賞では、2400Мを走った後の上がり3ハロンを33秒9で走っているのですから、底力に加えて、それなりの瞬発力を兼ね揃えた馬であると考えます。
アグネスデジタルを中距離路線に新規参入してきた馬であったと解釈すれば、長距離GⅠ路線から中距離GⅠ路線に新規参入してきたフィエールマンの好走も期待することにします。
また、天皇賞(秋)に、2年連続で天皇賞(秋)を勝った馬がいないにもかかわらず、天皇賞(秋)を複数回好走する馬が何頭かします。
2015年が2着、2016年が3着のステファノス、2014年、2015年と連続して3着のイスラボニータ、2013年、2014年と連続して2着のジェンティルドンナ、2010年2着で、2011年3着のペルーサ。
となれば、2018年3着のキセキと昨年2着のダノンプレミアムも、要注目の馬と言えます。この2頭の比較では、近年の天皇賞(秋)では、3歳、4歳、5歳の馬が好成績で、6歳馬が不振ですから、休明けが得意という点も加味して、ダノンプレミアムの方を重視することにします。
※ 穴馬候補
穴馬候補としては、府中芝コースでの実績、そして、逃げ・先行馬が少ないことから、逃げた場合に展開の利がある可能性もあるという意味で、この馬を考えています。
(↓ 馬名は、こちらに記しました)
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