(皐月賞回顧など)遅くなりましたが・・・
いつもお世話になっております。今回は、遅くなりましたが皐月賞の回顧、そして、ダービーについてです。
※ 皐月賞回顧
コントレイルが1番人気に応えて勝った皐月賞。コントレイルは、やや重の馬場を3コーナー辺りから外々を回って進出して、しかも、ゴール前はサリオスとの競り合いを制して半馬身差をつけました。
サリオスとの競り合いに勝ったのは、馬場の内目の悪いところを通ったサリオスと比較して、コントレイルは、馬場の良い外々を回った分、ディープインパクト産駒らしい末脚が使えた、という解釈もあるかと思います。しかしながら、私には、外々を走った分の距離ロスは大きかったと思えますから、この皐月賞のレースぶりからすれば、強い勝ち方だったと思うわけです。
近年、皐月賞で、外々を回ったが前の馬をとらえきれず勝てなかった上位人気馬が、ダービーになって巻き返す例が複数思い当たります。2018年のワグネリアン(皐月賞7着)、2017年のレイデオロ(皐月賞5着)、スワーヴリチャード(皐月賞6着)、2016年のマカヒキ(皐月賞2着)、2014年のワンアンドオンリー(皐月賞4着)。
これらの馬たち同様、コントレイルは、外々を回ったのですが、これらの馬たちとは異なり勝ちきったのですから、ダービーでは大いに期待できると考える次第です。
2着のサリオスは、ここまで芝1600Мしか経験がないため、いきなり芝2000Мの皐月賞でどうかという懸念材料がありましたが、先行策をとった上に、馬場の悪い所を通った上で2着ですから、サリオスも負けて強しであったと思います。
ですが・・・、皐月賞でのコントレイルの走りからして、サリオスがダービーでコントレイルに勝つには、いわゆる先行馬に有利な、前が止まらない馬場になり、サリオスが先行して早めに抜け出し、コントレイルが外々を回って追い上げたが届かなかった・・・、というケースくらいかなと思います。
とはいえ、2012年の皐月賞はやや重馬場状態で行われ、そのときに先行して3着だったディープブリランテが、良馬場で行われたダービーでも先行策をとって勝利を収めていますから、可能性はアリと思うわけです。
また、コントレイルとサリオスが、3着以下の馬を3馬身以上離しましたので、この2頭以外の馬にダービーでコントレイルやサリオスを逆転することを期待するのは無理スジなのかもしれません。しかしながら、5着のサトノフラッグだけは、ひょっとしたら・・・と妄想しています。
サトノフラッグに関しては、当ブログの検討記事で指摘したとおり、重馬場の弥生賞で頑張った反動が出た可能性があると思いますし、良馬場の方が切れるのではないかという方もいるようですから、少し人気が落ちるであろうダービーでの巻き返しは十分期待できると思います。例えば、皐月賞5着でダービーの優先出走権をとれましたから、ダービーに照準を当てた調整ができることは相当に大きいと思いますし、継続してルメール騎手が騎乗してくれれば、多少人気が落ちたことを幸いとして、思い切った乗り方ができるので・・・と思うわけです。
さて、私の馬券ですが・・・、コントレイルを1着に想定した馬券とサリオスを1着に想定した馬券を組み立てながら、結果はハズレ。またまた、馬券ベタぶりを披露してしまい、お恥ずかしい限りです。私の馬券の方は、高松宮記念以降、サッパリですので、天皇賞(春)からしばらくの間、控えめにしたいと思います。
※ ダービーについて
さて、ダービーについてです。
青葉賞、プリンシパルS、そして、京都新聞杯を使ってから出走する馬が決まりませんと、何とも言い難いのですが、今回は、皐月賞から直行するであろう馬たちについて記したいと思います。
皐月賞を勝ったコントレイルがダービーに無事出走し、当日の馬場状態が良であれば、圧倒的な1番人気に支持されるだろうと思います。
福永騎手が、既にダービーを勝っていることは、福永騎手がダービー未勝利の記者に比べれば、心のどこかに余裕をもって騎乗することにつながると思いますから、これはプラス材料であると考えます。
そして、コントレイルが東京スポーツ杯2歳Sで見せてくれた末脚からして、中山芝コースより府中芝コースの方が合っていそうなのもプラス材料だと思います。
したがって、本命党の私としては、基本的にはコントレイルを1着と想定して馬単を買うのが大本線、これがパターン1です。
現時点では、レーン騎手が継続騎乗してくれることを条件に、サリオスを相手の1番手にしたいと思います。
また、次走の結果とダービーでの鞍上が誰かによりますが、この馬にも期待したいと思います。
(↓ 馬名は、こちらに記しました)
パターン2については、コントレイル以外の馬に期待するパターンですが、ダービートライアルと京都新聞杯の結果を見てから、別の記事で記すことにします。
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