(大阪杯検討・その1)気になる点があるので

いつもお世話になっております。
今回は、大阪杯の検討の1回目です。


※ 方針

 日曜日に行われる大阪杯。阪神芝2000Мが舞台の4歳以上の馬のGⅠレースです。

 今年の大阪杯は12頭立て。近年は、この時期に海外遠征をする馬が増え、せっかくGⅠレースとして位置付けた大阪杯の出走頭数がそろわないことは個人的には残念です。1着賞金が1億3500万円なのですから、遠征しないで大阪杯、そして、宝塚記念を目指した方が馬にも負担が少なく、良いような気がしますが、それでも海外遠征をするのですから、勝った場合のメリットが大きいということなのでしょう。

 それはさておき、今年の大阪杯では4歳馬のダノンキングリーとクロノジェネシスが人気を集めています。
 この2頭は前哨戦のGⅡレースを快勝していますし、いずれも3歳馬限定戦とはいえ、GⅠレースで好走した実績がありますから、人気になることは納得であります。

 とはいえ、気になる点があります。
 クロノジェネシスは、昨年秋、休み明けの秋華賞をプラス20キロとふっくらした状態で快勝した後、エリザベス女王杯では2番人気で5着と敗れました。また、ダノンキングリーは、昨年10月の毎日王冠で古馬相手に快勝した後、マイルCSで1番人気で5着と敗れました。

 このことから、休み明けは得意なのだが、頑張った反動が出て、休み明け2戦目ではパフォーマンスを下げるタイプの可能性はあると思うわけです。
 特に、クロノジェネシスの前走の京都記念は重馬場で行われ、勝ち時計が2分16秒4もかかっていましたから、タフなレースで頑張った疲れがあったとしても不思議はありません。

 さらにいえば、毎日王冠であれだけ強い勝ち方をしたダノンキングリーが、次走のマイルCSで負けたのは関西遠征が原因という可能性も捨てきれませんので、関東で行われた中山記念を快勝したダノンキングリーが、今回の関西遠征でも・・・の可能性がありそうなことは何となく引っかかります。


 というように、人気の4歳馬には気になる点があります。
 となれば、人気の4歳馬から買う・・・のではなくて、他の上位人気馬、具体的には3~5番人気のブラストワンピース、ラッキーライラック、ワグネリアンの上位人気の5歳馬たちのいずれかを軸馬とする手がアリと考える次第です。


※ 軸馬候補

 では、上記の5歳馬3頭について、個別に検討しましょう。

 まず、ラッキーライラックは、阪神芝レースで2-1-0-1とまずまずの成績であり、また、1番人気で8着に敗れた阪神牝馬Sに関しては、道中、そして、最後の直線で前が詰まったりして力を出し切れずで1着馬とは0.2秒差でしたから参考外。
 また、鞍上のM.デムーロ騎手は前走に引き続いての騎乗で、この馬の特徴を踏まえた上で、コントロールしてくれそうな点がプラス材料と思います。

 次に、ブラストワンピース。昨年の大阪杯では1番人気で6着と敗れていますが、スタートで後手に回ったために、道中、外々を回らされたことと勝ち馬とは0.3秒差であったことからして、 阪神芝2000Мが不得意とまではいえないと考えます。
 外回りの阪神芝1800Мの毎日杯、広々とした新潟芝2000Мの新潟記念を勝っているので、最後の直線が長い方が良さそうな点が気にはなりますが、小回りの中山芝2500Мの有馬記念や直線が短い札幌芝2000Мの札幌記念でも勝っているのですから、要は、スタートで後手を踏まずに、最後の直線でインを突けるかがポイントだと考えます。

 そして、ワグネリアン。阪神芝2-0-1-0で、昨年の大阪杯では3着とコースとの相性が良く、大阪杯の後、札幌記念4着、天皇賞(秋)5着、JC3着と大崩れなく頑張っています。
 鞍上の福永騎手にとってワグネリアンは特別な馬のはずですし、先週の借りを返したいという意味でも気合が入っていると思います。
 ただし、大崩れがない走りを披露しているとはいえ、勝ちきれていないのも事実。昨年のアルアインという例があるとはいえ、私には1着になるというイメージがわきにくいです。


※ 軸馬候補

 以上の検討を踏まえ、大阪杯の軸馬候補は、次の馬とします。

 (↓ 馬名は、こちらに記しました。)


https://horserace.blogmura.com/baken/img/baken88_31.gif
にほんブログ村 競馬ブログ 馬券術へ ← 応援クリック、よろしくお願いします


人気ブログランキングへ  ← 応援クリック、よろしくお願いします
イメージ 1


https://blogparts.blogmura.com/parts_image/user/pv00562522_side.gif

この記事へのコメント