(阪神JF検討・その1)今年は上位人気馬が強いと思うので

 いつもお世話になっております。今回は、阪神JFの検討の1回目です。


※ 近年の傾向からすれば

 日曜日に行われる阪神JF。阪神芝1600Мが舞台の2歳牝馬限定のGⅠレースです。
 私は、阪神JFは、最後の直線が長く、また、ゴール前に急な坂がある舞台で行われるため、基本的には、道中はじっくり構えて、しっかりした末脚を披露できそうな馬に合っていると考えています。
 血統的には、ディープインパクト産駒が一番良くて、次いで、ステイゴールド産駒、ハーツクライ産駒という感じでしょうか。

 また、これまでの実績でいえば、「前走が重賞レースか牡馬混合のオープンクラスのレースで連対」し、「かつ」、これまでに「芝1600Мのレースの勝ち鞍」がある馬が強いというイメージがあります。

 例えば、過去5年でいえば、2018年の上位3頭は、いずれも、芝1600М以上の距離のレースの勝ち鞍があって、かつ、前走はオープン戦か重賞レースで連対していましたし、4着のシェーングランツも該当する馬でした。
 2017年は上位3頭中1頭のみ該当でしたが、2016年は上位3頭中2頭が該当、2015年は上位3頭中2頭が該当、2014年は上位3頭中2頭が該当となります。ここ5年の3位までの上位入線馬15頭中10頭が該当することになりますね。

 ちなみに・・・、該当していない馬5頭をチェックしますと、芝1600М以上の新馬戦か未勝利戦を勝った直後に、1勝クラスの特別戦を勝った勢いで、阪神JFに出走した馬が3頭、夏の芝1200Мの重賞レースの勝ち馬が2頭です。

 これら5頭の阪神JFの成績は、1着1頭、2着1頭、3着3頭。

 1着だったのはディープインパクト産駒で芝1600Мの勝ち鞍があり、前走は芝1400Мの特別戦で1着だったショウナンアデラ。

 2着だったのがルーラーシップ産駒で芝1600Мの新馬戦と1勝クラスの特別戦で2戦2勝だったリリーノーブル。

 3着だったのがディープインパクト産駒で芝1600Мの新馬戦と1勝クラスの特別戦で2戦2勝だったマウレア、小倉2歳Sの勝ち馬で前走は京王杯2歳Sで2着だったダイワメジャー産駒のレーヌミノル、函館2歳Sの勝ち馬で前走はファンタジーSで3着だったディープインパクト産駒のブランボヌールとなります。

 以上をどう解釈するかですが、阪神JFで3着以内に好走できそうな馬のタイプは、
① 前走でオープン戦又は重賞レースで1着だった馬で、かつ、芝1600Мのレースの勝ち鞍がある馬、
② 前走で芝1600М以上のオープン戦又は重賞レースで2着だった馬で、かつ、芝1600М以上のレースでの勝ち鞍がある馬、
③ 芝1600М以上のレースを勝った直後に、前走で1勝クラスの特別戦で1着だった馬、
④ 夏の芝1200Мの重賞レースの1着馬で、前走が重賞レースで3着以内だった馬
の4タイプに絞り込めそうに思います。

 ただし、③と④の馬は、血統面か脚質的に阪神芝1600Мという舞台が合っていそうなタイプという条件はつくと思います。
 あえて、序列をつければ、①≧②>③≧④でしょうか。

 今年の出走馬でいえば、①は3番・ウーマンズハート、15番・リアアメリア、②は、6番・クリスティ、10番・クラヴァシュドール、③が9番・マルターズディオサ、④は該当なしとなるでしょうか。

 あと、7番・ロータスランドは、阪神芝1600Мの新馬戦を勝った直後に、前走が芝1400Мのオープン戦のもみじSの2着からここに挑みますので、③に準じるものと考えることもできそうです。


 こうしてみると、上位人気に支持されるであろう、リアアメリアとウーマンズハートは、好走できそうなタイプの①に該当しますから信頼できると思いますが、人気馬の中では芝1400Мのレースしか勝っていないレシスタンシアは、疑ってかかりたいところです。
 また、②のタイプに該当する馬のうち、阪神芝1600Мの勝ち鞍があるクラヴァシュドールは信頼できそうですが、芝1600Мの勝ち鞍がないクリスティは多少割り引く必要があると考えます。

 そして、このようにチェックして気がついたのですが、仮に、前走のレースに出走せずに2戦前のレースからここに直行すれば①に該当するという意味で、面白そうな馬は、この馬かと思います。


(↓ 馬名は、こちらに記しました。)

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※ 方針

 阪神JFは、レベルが低い年もあって、そういう年ならば、③や④のタイプが3着以内に入線することもあるでしょう。
 例えば、2017年は、①と②に該当する馬は、1番人気だったロックディスタウンと2番人気で1着だったラッキーライラックのみでした。そして、この年の2着が③のタイプのリリーノーブル、3着が③のタイプのマウレアだったことは、私なりに納得できます。

 しかしながら、今年の場合、①と②のタイプの馬であるリアアメリア、ウーマンズハート、クラヴァシュドールが、阪神芝1600Мが合っていそうな血統の馬ですから、出遅れや直線で前が詰まるといった不利がない限りは、3着以内の入る可能性が高いと考えます。

 前走、ファンタジーSを快勝したレシスタンシアは、ダイワメジャー産駒ですから阪神芝1600Мという舞台は悪くはないと思うのですが、上記の①から④のいずれにも該当しないことも勘案すれば、前述の3頭と比較すると不利は否めないと考えます。

 ということで、まずは、リアアメリア、ウーマンズハート、クラヴァシュドールの上位人気3頭が強いと考えて、これら3頭が3着以内に入線することを前提とした、超本命党らしい馬券を組み立てることにします。 

 
※ 買い足すかもしれませんが、一応の結論

 軸馬は、リアアメリア、ウーマンズハート。
 相手は、クラヴァシュドール。
 馬券は、
三連複で、
   3-10-15・ 800円、
三連単で、
  15→ 3→10・ 400円、
   3→15→10・ 400円、
  15→10→ 3・ 200円、
   3→10→15・ 200円、
      小計4点・1200円、
      合計5点・2000円
とします。


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