（菊花賞検討・その１）今週は・・・

いつもお世話になっております。

今回は、菊花賞の検討の１回目です。

※　方針

　日曜日に行われる菊花賞。京都芝３０００Мが舞台のＧⅠレースです。

　私は、今年の菊花賞では、ヴェロックスが人気を集めると予想しています。ヴェロックスには、皐月賞２着、ダービー３着と今年の３歳世代ではトップクラスの実績があります。

　まあ、距離が３０００Мの菊花賞で、皐月賞やダービーの実績というのはナンセンスではないかとの意見もあるでしょうが、私は、３歳馬限定のレースであることと、３０００Мのレースが初めての馬ばかりということが理由で、皐月賞やダービーでの力関係が菊花賞に持ち込まれることが多いとの考えを持っています。

　これは、あくまでも私見ですが、初めての３０００Мのレースということで、ほとんどの騎手が、折り合い重視で、前半は力を矯めたいと考えるため、鞍上の意に反して馬がかかってしまい仕方がないと考えた騎手と、鞍上に何らかの意図があって敢えて前に行った馬以外は、人気の馬を気にしながら、最初の２０００Мくらいはじっくりと乗ることになりがちなため、結局、距離適性が問われるレースになる年が少ないと考えるためです。

　あと、もう１つ私なりの理由があるのですが・・・、おっと、これはやめておきましょう（笑）。

　ということで、今年の出走馬、そして、鞍上をチェックしますと・・・、逃げてペースを作りそうな馬は、シフルマン、ホウオウサーベルあたりかと思います。おそらく、それほど速くない、どちらかといえば、ややスローの流れになりそうです。こうなると、遅い流れでかかってしまうのは心配ですが、神戸新聞杯で我慢できましたし、馬場がやや渋っているのも好材料と思います。

　ということで、現３歳世代における実績を尊重して、軸馬はヴェロックスとしましょう。

※　相手

　相手としては、「春のＧⅠレースか、トライアルレースでそれなりの実績がある馬」、「２勝以上で、かつ、重賞レースで好走実績がある馬、そして、２勝クラス（旧１０００万円下のレース）のレースで強い勝ち方をしてきた馬」から選ぶことにしましょう。

　後者に関しては、降級制度がなくなったことで、２勝クラスのレベルが低下し、２勝クラスを何とか勝ったくらいでは、３歳馬限定戦とはいえＧⅠレースでは通用しないのではないかと考えるためです。

　秋華賞では、掲示板に載った５頭は、すべて桜花賞かオークスで６着以上の実績があった馬。しかも、桜花賞勝ち馬もオークス勝ち馬の不在だというのに、上位３頭が桜花賞かオークスで３着以内だった春の実績馬でしたからね。

　別の言い方をすると、今年の秋華賞の結果で菊花賞を考えれば、皐月賞６着のダガノディアマンテ、ダービー５着のニシノデイジーは、現３歳牡馬の中では、トップクラスの次あたりに位置する実績馬といえると思います。

　①皐月賞かダービーで３着以内だった馬＞②皐月賞かダービーで６着よりいい成績だった馬≧③２勝以上の馬で、重賞レースで好走実績がある馬＞④１勝クラスか２勝クラスの勝利しか実績がない馬というイメージです。

　ちなみに・・・、③に該当する馬は、ザダル、ワールドプレミア、メイショウテンゲン、レッドジェニアル、サトノルークスと何頭もいますが、私が気になるのは、この馬です。

（↓　馬名は、こちらに記しました。）

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